赤坂樹里亜 Le monde quotidien 〈ル・モンド・コティディヤン〉Blog- 教室業務から少し離れて日々感じる徒然を様々な角度からしたためて参ります。-

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Le monde quotidien -日々の世界-  赤坂樹里亜 著

【O.Messiaen《神の現存の三つの小典礼曲》(1943-44) NHK交響楽団第2048回定期演奏会】


 私にとっては2013年からずっと温め続けていた上記作品の調査研究。
そして11月9日(日)には、生まれて初めてこの作品を生で鑑賞できる機会に恵まれた!

 月並みな表現ではあるが、この作品には「私の生きる悦び」が凝縮されていると思っている。
 兎角、Messiaenは第3楽章(三部形式A-B-A’)の中間部については以下のように語っている。(スコアに付されている本人の解説による)

 − [中間部は]愛と畏敬の局面でしかない。こうした感情は説明することができない。故にいかなる説明もしないでおこう。
(樹里亜訳)

 この得も言われぬ至福感!
 やはりこの作品に魅せられてしまった私♪♪は、この作品の研究を貫徹しなければならない使命感に、より一層燃ゆる❤️‍🔥

 11月9日のNHKホールに感謝!

(* 写真は第二部のホルスト《惑星》演奏後のセッティング。
オンド・マルトノは既に片付けられた後だったのが残念ではある。。)

Julia.T.A
le 10 nov. 2025 21h19

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【専門:西洋音楽理論】
【研究テーマ: オリヴィエ・メシアン(1908-92)のM.T.L.(旋法)と調性の関連性考察-】

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